他社でオーバーローンの査定 → 当社で完済で売却
執筆日:2023年9月28日
ご相談時の状況
離婚に伴う売却の相談として、インターネットで任意売却業者を探して査定を依頼しましたが、その業者の査定価格などの条件に納得がいかず、当社にご相談していただきました。
注文住宅で5年ほど前に建築されたそうですが、その際に奥様のお父様が環境の良い場所に土地を所有されておりましたので、その土地に自宅を建築することにされたそうです。
購入時にかかる諸費用に関しては、自己資金にて賄ったものの住宅の購入価格2,200万円すべてを住宅ローンで借り入れて、こだわりの家を建てられたと言うお話しをしてくださいました。
当社のサポート内容と結果
現在の住宅ローンの残債状況やその他の債務状況を確認したところ、築年数は約5年、住宅ローンの残債が約2,000万円、その他の債務はなしという状況でした。
他社からどのようなアドバイスを受けたのかお聞きしたところ、1,700万円くらいでしか購入者が見付からないので、不足金額を埋めるために他の金融機関に借金して売却することを勧められたとの不満を相談者様からお聞きしました。
当社が面談前に簡易査定をしたところ、住宅ローンの残債を完済できると思っていたのでその任意売却業者の査定額に驚きました。
そもそも、所有していた土地の上に住宅を建築しており、この場合、土地価格がある程度つけば売却時にオーバーローンになる可能性が低くなるためです。
今回のご相談者様は、土地だけでも1500万円程度の価格が見込めるため、オーバーローンの可能性は極めて低いことをお伝えし、住宅ローンを完済してお手元にも資金が残る程度の価格で売却をしました。
感想
E社様に相談した時は、完済ができないなら売却しないという意見が出たり、住宅ローンの完済をするために、不足となるお金を借りる必要があったりでもめました。問題を解決しようと相談したにもかかわらず、混乱する結果になってしまいました。
しかし、ライフソレイユさんに相談すると、根拠を示した上で完済できる説明をしてくださり安心しました。実際に、希望価格に近い価格で売却をスムーズにまとめてくださり、大変感謝しています。
解説
任意売却業者は、本来、相談者様の救済を目的として、いろいろなアドバイスをすべきなのですが、残念ながら自社の利益を優先する業者も見受けられます。相談者様の立ち位置で、どのような選択をすべきなのか、ダメージを少なくするにはどうすべきなのかを考えてくれる業者を少し手間がかかりますが、探してくださることを願います。