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競売になる前に任意売却を選択すべき?そのメリットとデメリットについて

■任意売却のメリット

<1.市場価格に近い価格で売却できる>

任意売却は、競売よりも市場価格に近い価格で家を売却できる可能性があります。その結果、高く売却できた分をローンの返済にも利用でき、残債を軽減できることは、債務者にとって大きなメリットです。

※債権者も回収できる金額が多くなりますので、債権者にとってもメリットがあるのが任意売却です。

競売の評価額と売却基準価格とは?>>

<2.引越し費用が出る可能性がある>

売却後、次の生活を考えていかなくてはいけない中、まずは引越し費用をどう捻出していくのかを考える必要があります。

競売の場合は、手元に資金を残すことができないことが多いのですが、任意売却の場合は、債権者である金融機関と交渉を行い、引越し費用を捻出してもらえる場合があります。また、引越し費用だけではなく、生活費なども工面できる場合もあるので、新生活を再スタートする上でも非常に有利です。

なお、引越し費用は必ずもらえるものではありません。そのため、債権者には誠意を示し、信頼関係を築くことも大切です。

<3.プライバシーを侵害されることはありません>

競売による売却は、競売物件としてインターネット上に公開されてしまったり、その地域のチラシ広告に入れられて競売物件であることがわかってしまうなど、周囲に競売することが知られてしまう恐れがあります。

ですが、任意売却は、ポータルサイトなどネット上で公開されるものの、一般的な不動産売却手続きと変わらないので、任意売却であるという具体的なことは周囲に気づかれにくいです。そのため、競売よりはプライバシーを侵害されるリスクは低いといえます。

<4.住み続けられる可能性がある>

買い手と交渉をして、賃料を支払う形で、そのまま住み続ける方法もございます。

※競売の場合は強制退去となるので、住み続けることは不可能です。

<5.引渡し日を交渉できる>

買い手と交渉をして、引渡しの日を決めることができるので、引越しまでの準備期間を確保しやすいです。

<6.持ち出し費用0円で手続きを進められる>

通常、家を売却する場合は諸々の経費がかかりますが、任意売却には、不動産売却にかかる費用を実質自己負担なしで進める方法もあります。

具体的には、債権者との交渉や売却代金からの費用充当などがあります。

債務者が「持ち出し0円」で任意売却の手続きを進められるということは、経済面だけでなく精神面の負担も軽減できるので、非常に大きなメリットです。

■任意売却のデメリット

任意売却の手続きは通常の不動産売却と比べると複雑で、慎重に進める必要があります。

強制競売のように、裁判所が手続きを勝手に進めてくれるわけではないので、銀行(債権者)や買い手との交渉、複雑な手続きが求められます。

ですが、ご安心ください。

任意売却に必要な手続きや交渉などは、すべて当社のスタッフ(任意売却コンサルタント)にお任せいただけます。

実績豊富な当社だからこそ、自信と責任をもってお客様をサポートいたします。

任意売却は、自己負担金がなく、プライバシー侵害のリスクも低いので、結果として、債務者にとって「精神的な負担の軽減」に繋がることが最大のメリットともいえます。

住宅ローンの滞納でお困りの方は、ぜひ任意売却もご検討ください。


【執筆者】

ライフソレイユ株式会社
加藤康介(宅地建物取引士)

大手コンサルティング会社にて経営コンサルタントとして6年間従事し、中小企業の経営をサポート。

その後、任意売却専門の不動産会社「ライフソレイユ株式会社」を設立し、これまでに1000人以上の住宅ローン返済に困窮する相談者の生活再建を支援している。

その活動がテレビでも取り上げられ、雑誌にも定期的に記事を寄稿している。

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