認知症で任意売却ができない状態に → 成年後見を申し立てて任意売却が成立
ご相談時の状況
N様は旦那様と2人で暮らしていましたが、収入が年金のみで住宅ローンの返済が厳しくなっていました。これ以上の返済は難しいと考えたN様はインターネットで任意売却のことを知り、当社にご相談いただきました。
しかし、N様の旦那様は認知症を患っており、判断能力が十分とは言えず、不動産の売却などの契約ができない状態でした。
当社のサポート内容と結果
任意売却をするためには本人の意思での売買契約が必要ですが、認知症の方の場合この売買契約などの法律行為ができないため、まずは成年後見の申し立てを行うことにしました。
当社が提携する司法書士に依頼して成年後見を申し立て、そのままその司法書士に成年後見人に就任していただきました。
その後、その成年後見人である司法書士が旦那様の代理をして任意売却の手続きを進め、無事に任意売却することができました。
残債が残りましたが、司法書士が代理で旦那様の自己破産の申し立てを行い、債務を免責することができました。
感想
年金生活で家計が苦しく、住宅ローンを支払っていけいない状態でした。ネットで任意売却のことを知り、最初に他の会社に相談しましたが旦那が認知症で断られてしまいました。支払い続けることも任意売却することもできず、競売で家を追い出されるのを待つしかないのかと途方に暮れていました。何とかならないかとライフソレイユ様にもご相談したところ、司法書士の先生をご紹介いただき、成年後見人をつけることで任意売却することができました。今では負担も少なくなり、浮いたお金を旦那の介護費用に充てることができています。ありがとうございました。
解説
認知症の方の名義の不動産を任意売却する場合、本人が契約などの法律行為をすることができないため、成年後見の申し立てが必要になります。成年後見を申し立てれば、選任された成年後見人が本人に代わって契約を行うことができます。当社では成年後見の手続きを行ってくれる司法書士とも提携しておりますので、お気軽にご相談ください。