病気で住宅ローンとカードローンを滞納 → 任意売却&生活保護で立て直し
執筆日:2023年10月29日
ご相談時の状況
岐阜市で夫婦2人でお住まいだったN様。任意売却のご相談でご自宅へお伺いすると、ご主人と2匹のワンちゃんが迎えてくださいました。
奥様もご自宅にいらっしゃったのですが、持病がある上に体調を崩されており、起き上がれないほどの状況でしたので、ご主人とお話しさせていただきました。
ご主人も持病があり、仕事が思うようにできず、収入が減って生活が非常に厳しいご様子でした。
そのため、住宅ローンだけでなく、生活苦から他にも税金の滞納やカードローンの債務などが重なり、返済が遅れている状況でした。
当社のサポート内容と結果
ヒアリングさせていただいた結果、これ以上の返済継続は困難とのことで、任意売却でリスタートすることになりました。
問題点としては、目先のお金が枯渇しているため、当面の生活費や転居費用を捻出できないことにありました。
そこで任意売却の活動と並行して生活保護の申請を同時に進めることで、市に生活や転居を援助してもらう方向で手続きを進めていきました。
最終的に、無事に任意売却が成立し、残ってしまった残債は弁護士をご紹介して債務整理を行うことになりました。
負債がなくなり、生活保護も受給できたため生活が安定し、療養に専念ことができました。
感想
相談した時は世帯で全く収入が無い状態だったので、もうどうしたら良いのかわからず不安でいっぱいでした。資産を持っていると生活保護が受けられないので、不動産を手放したいけれど住宅ローンが残っていたため売却できずに八方塞がりでした。そんな時にライフソレイユさんは、任意売却のノウハウをお持ちでしたので、無事に家を売却して生活保護を受けることができました。状況によって変化するリスクを一緒になって考えてくださりとても心強い存在でした。
解説
収入が枯渇しているケースでは、リスクなど不安が絶えない状況になっているため、不動産の任意売却のお話はもちろんのこと、心のケアが大事になってきます。ご主人様とは、初回訪問時に色々とお話ができましたので、不安を解消することができましたが、訪問時に身体の具合が悪くてお話しできなかった奥様の不安は、後からこみ上げてきてしまいました。その後、何度かお話しできる場をつくっていただき、奥様の不安も解消することができました。任意売却のことだけでなく、その後の生活をどうするか一緒に考えていくことがいかに大切か再認識できたご相談でした。当社は、いろいろなケースを経験しておりますので、ご相談していただくことにより、任意売却に限らず何かしら解決策を見出すことができると思いますので、お気軽にお問い合わせくださいませ。