コロナ渦で住宅ローンの返済が困難に → 任意売却で負担を軽減
ご相談時の状況
愛知県豊川市で一戸建てにお住まいだったM様。10年ほど前に転職をしたときに、収入が減少してしまった事が発端だったそうです。何とか約10年貯金を切り崩しながら住宅ローンの返済を凌いできましたが、突然訪れたコロナ禍がM様を直撃します。
タクシードライバーをしていたM様は給与がさらに減少してしまい、当面状況が改善される見込みがなくなったことで、これ以上の住宅ローン返済は困難と考え、自宅を任意売却する決断をされました。
当社のサポート内容と結果
現在のご状況をお聞きした上で、最善策を一緒に考えていきました。M様の直近数年の状況は、家計がとても大変であったことはお話をお伺いして良くわかりました。住宅ローン以外にも借金があり、毎月の返済が家計を圧迫している状態でした。
また、奥様から住宅ローン滞納後の金融機関からの督促連絡が『ストレスになるので何とかならないか』とのご要望がございましたので、弁護士の先生に依頼して債務整理も併せて行うことになりました。
債務整理と任意売却を同時並行で進めた結果、債権者からも任意売却の同意を得ることができ、スムーズに売却をすることができました。その後、残ってしまった住宅ローンの残債と他の借金を合わせて債務整理を行うことで、返済の負担を大幅に軽減することができました。
感想
不安だらけでしたが、ライフソレイユさんは任意売却や法的な様々なことを熟知しており、とても頼りになりました。ご紹介いただいた弁護士先生にもとても良くしていただきました。転職して収入が減少してから10年くらい厳しい日々が続きましたが、これでようやく一息つけそうです。
家は失いましたが、思い切って任意売却して引っ越しをしたことで新しい生活が始まり、これから地に足のついた生活をしていけそうです。相談して良かったです。
解説
今回ご相談いただいたM様は、住宅ローン以外にそれほど大きな借金があったわけではなかったものの、返済に苦しんできた期間が長期に渡っていたため、心労は大変大きなものだったと思います。
借入れを起こした以上、返済をしていくことは当然ですが大前提になります。しかしながら、住宅ローンの返済期間は長期にわたりますので、様々な想定外の事態が降りかかることもあるかと思います。その場合、購入した大切な住宅であっても任意売却などで手放さざるを得ない状況になることもあるのです。
実際、私も転職をきっかけに購入したマンションを手放した経験がございます。その時感じたことは、執着しなければやり直すことができるし、回復も早いということでした。ですので、もしご返済に苦しんでいる方は、1人で悩み過ぎずにまずはご相談いただければと思います。