<相談内容>
~会社の業績が悪化し、リストラの対象となってしまい、住宅ローンの支払いが困難な状態に~
長年商社に勤務しており、年は50歳なのですが、業績が悪化してしまい、約1年前にリストラの対象になってしまいました。
リストラ後、就職活動中は、貯金で住宅ローンを支払っていましたが、現状も次の就職先が決まらず、何度か滞納してしまった事もあり、支払いが困難な状況です。ローンはあと13年残っています。
何とか解決策はないでしょうか。
<回答>
年齢的にも次の就職先が決まっていらっしゃらないとの事ですが、少しでも精神的な負担を減らすためにも、住宅ローンの返済を今後どうしていくのか、考えていく必要があると思います。
また、このような場合に自己破産をした方が良いか、という相談も受けることがあります。
現段階では借金が住宅ローンだけの場合には自己破産をする必要はないと考えます。
任意売却を行い、その後にどうにも立ち行かなくならなくなった場合に自己破産は検討するべきです。
自己破産は任意売却後もすることが出来るため、まずは、任意売却を検討することをお勧めします。
仮に、このまま支払いの滞納が続いてしまいますと間違いなく、競売にかけかれてしまう可能性が高く、場合によってはローンだけが多く残る生活となってしまいます。
もし、家の市場価値が高くローンを完済できるだけの査定がつく場合は、通常の不動産売却の手続きでも良いと思いますが、市場価値的に高く売れる見込みが低く、家を売却しても今後の生活の改善に繋がらない場合は、「任意売却」を検討頂き、家を売却する事もひとつの方法です。
任意売却をお勧めする理由のひとつとして、何より競売よりも高い価格で売却できる可能性が高いという事です。高く売却できれば、その分の残債減りますので、それだけでもメリットは十分高いと思います。
また、引越し費用も捻出することができる場合も多いです。
競売にかけられている=借金苦
ということが公になりがちですが、任意売却は通常の不動産売買と同じため、不動産売却の具体的理由が公になりにくいですし、退去日も融通が利くなど、任意売却には多くのメリットがございます。
まずは、実績のある当社にお気軽にご相談ください。
(任意売却を進めていく上での持ち出し費用は、一切かかりませんので、ご安心ください。)
【執筆者】
ライフソレイユ株式会社
加藤康介(宅地建物取引士)
大手コンサルティング会社にて経営コンサルタントとして6年間従事し、中小企業の経営をサポート。
その後、任意売却専門の不動産会社「ライフソレイユ株式会社」を設立し、これまでに1000人以上の住宅ローン返済に困窮する相談者の生活再建を支援している。
その活動がテレビでも取り上げられ、雑誌にも定期的に記事を寄稿している。