会社から独立し自営業で生計を立てていた三重県津市のS様。
事業がようやく軌道に乗り出したところで、税務調査により500万円もの追徴課税を言い渡されてしまいました。
資金の余裕もなく、一括で納税できる目途が全く立たなかったと言います。銀行にも融資を相談したそうですが、前年までの赤字もあったことか断られてしまい、自宅をリースバックで売却して納税資金に充てる決断をされました。
まさかの追徴課税で税金の支払いが困難に…
インタビュアー:税金を滞納してしまった経緯を教えてください。
S様:決して所得を隠して脱税しようとしたわけではなかったんです。1人で営業も現場も経理もやっていたものですから、もう手が回らなくてなかなか確定申告できず一夜漬けで作って適当に出してしまったんです。
それで単純に抜け漏れがたくさんあったり、知識がないばかりに申告しなければいけないものをしていなかったり、経費で落とせないものを落としていたりとずさんな内容だったんです。
それで税務調査が入って色々と指摘されて、結局500万円もの追徴課税を課せられてしまいました。今思えばケチらずに全部税理士に依頼すればよかったと思っています。
事業を継続するために自宅を売ることを覚悟したが…
インタビュアー:追徴課税の納税資金が捻出できなかったわけですね?
S様:はい、税務署にも分納にしてくれと頼みましたが聞き入れてもらえず、このまま延滞するとどんどん延滞税がかさんで膨れ上がると言われました。
銀行にも納税資金を貸してほしいといくつかあたってみたのですが、昨年までの業績が良くなかったためどこも貸してくれませんでした。
インタビュアー:それでリースバックを検討された?
S様:最初はリースバックなんて方法があるなんて全く知りませんでした。売っても住み続けられるなんて考えてもいませんでしたから。
ようやく取引先も増えて軌道に乗り出したところで、どうしても事業は継続したかったので、もうこれは家を売って納税するしかないのかと諦めかけていました。でもやっぱり家族には迷惑をかけたくなくて踏ん切りがつきませんでした。
その時にたまたまリースバックという方法があることを知って、これなら売った後も住めるし将来うまくいけば買戻せると思いすぐにライフソレイユさんに相談しました。
事業を頑張って家を買い戻したい!
インタビュアー:実際にリースバックしてみていかがでしたか?
S様:売却した資金で無事に税金を全部払えてホッとしました。家はそのままですので、売ったという意識はあまりありませんね。
自分のものではないんだと思うと少し寂しくなりますが、生活は全く変わらないので、普段は売ったことすら忘れてしまいそうです。
インタビュアー:これからの目標について教えてください。
S様:無事に事業が継続できて売上も上がってきたので、何としても5年後くらいには売った家を買い戻したいと思っています。
そのためにも今は仕事を頑張って稼いでいきたいです。