執筆日:2024年7月13日
<相談内容>
住宅ローンの返済が滞ってしまったため任意売却を検討しています。
しかし、家を任意売却しても住宅ローンを返しきれず残債が残ってしまいそうですが、この残債は払わなくても大丈夫でしょうか?
<回答>
任意売却しても残債の支払い義務がなくなるわけではありませんので、原則としては支払う必要があります。
債権者との話し合いにより一定額の返済で残りを免除してもらえるケースもあります。
また、支払いが困難であれば自己破産により法的に債務の返済を免除する方法もあります。
最も危険なのは放置すること
最もよくないのは請求を無視することです。
支払い義務が残っている状態で請求や督促を無視し続けると、他の資産や給与の差し押さえのリスクが出てきます。
そのため、任意売却後の残債についても請求を無視せず、債権者との話し合いや弁護士を通じて債務整理を行うなどの対策を取ることが重要です。