住宅ローン・養育費・医療費が重なり困窮 → 任意売却で生活再建へ

ご相談時の状況
3年前に離婚し、養育費の支払いに加えて、持病による医療費の負担も重なったことで、住宅ローンの支払いが次第に厳しくなっていったそうです。
その後、ローンの滞納が始まり、知人の勧めで物件近くにある大手不動産業者A社に任意売却を依頼されました。
しかし、任意売却を進めている途中で、A社から「これ以上は対応できない」と突然伝えられ、どうすればいいのか分からず戸惑ってしまったとのことです。
今後の対応に不安を感じる中で、「任意売却に強い業者」をインターネットで探され、当社へご相談いただきました。
当社のサポート内容と結果
まず、ご相談者様の債務状況を詳しくお伺いしたところ、住宅ローンの滞納がすでに5ヶ月に及んでおり、持病を抱えながら他にも複数の借入を抱えていることが分かりました。
今後の住宅ローンの支払い継続は現実的に難しいと判断しました。
また、物件の所有権は離婚された元奥様と共有されており、任意売却を進めるには元奥様の同意が必要でした。
ご本人から「連絡は取れる」と伺い、私から元奥様とお話しできる機会を作っていただくようご協力いただきました。
その後、元奥様にも現在の状況や今後の流れ、協力が必要な点などを丁寧にご説明し、ご理解・ご同意を得ることができました。
これにより、任意売却を正式に進める体制が整いました。
ただし、一つ懸念点がありました。
それは住宅ローンに関する抵当権が2本設定されており(第一抵当・第二抵当)、それぞれの滞納状況にずれがあった点です。
このずれが任意売却に影響を与える可能性があることを、事前にご説明させていただきました。
売却のご依頼を受けてから数か月後、債権者へ査定書を提出し、売出価格の了承を得たうえで任意売却を開始しました。
販売開始当初は価格に割高感があり、2か月ほど購入希望者が見つかりませんでした。
その間、債権者へ毎月販売状況を報告しながら、価格の見直しを重ねていきました。
その結果、条件に合うご購入者を見つけることができました。
感想

体調を崩して収入が減ってしまい、不動産を手放さざるを得ない状況になりました。そこで、知人から紹介された、物件の近くにある大手の不動産会社に売却を依頼しました。大手なので安心していたのですが、任意売却という事情もあってか、途中で「対応できない」と断られてしまいました。
どうしてよいか分からず困っていたところ、インターネットで任意売却に強い業者を検索し、ライフソレイユさんに相談しました。実際に話をしてみると、任意売却や債務整理に関する知識がとても豊富で、信頼できると感じました。
その後は、スムーズに手続きを進めていただき、無事に売却することができました。
本当に感謝しています。
解説

任意売却を依頼する業者選びは、とても重要です。
インターネットで検索すると多くの会社が表示されるため、どこに相談すればよいのか迷ってしまう方も多いかと思います。
業者を選ぶ際のポイントとしては、会社の所在地が「愛知県・岐阜県・三重県」にあるかどうかを一つの目安にするとよいでしょう。
というのも、関東地方など遠方に本社がある業者の場合、実際の対応は地元の提携会社に任せているケースが多く見られます。
このような場合、自社で直接対応していないため、サービスの質が一定でない可能性があります。
そのため、愛知・岐阜・三重といった東海地方にお住まいの方は、東海エリアを主な対応地域としている業者に相談することをおすすめします。
その方が、地域に詳しく、安心して任意売却を進めることができます。