当社は愛知、三重、岐阜、静岡の東海4県に限って任意売却のご相談をお受けしております。
それは、地域密着の強みを活かすことで任意売却の成功率が格段に上がるためです。
逆に全国対応を謳う東京や大阪の業者に依頼することは次のようなリスクを伴います。
地元の金融機関とのつながりがない
任意売却では、債権者である住宅ローン借入先の金融機関との信頼関係が非常に重要になります。
実は金融機関の中でも任意売却業者のランク付けがされており、取引のない会社やランクの低い会社に対しては交渉において厳しい条件を付けてきます。
そのため、地銀や信金も含めて地元の金融機関との任意売却の取引実績が少ない全国対応の業者では、成功率が下がる可能性があります。
地域の不動産の相場感がない
任意売却では、通常の不動産の売却と同様に、その地域の不動産価格の相場感覚を持っていることが重要になります。高すぎる金額を提示してしまうと、いつまで経っても売れずに任意売却の期限を過ぎてしまい、最悪の場合は競売になってしまうことも考えられます。
しかし、全国対応の業者は細かな地域の相場感を持っていないため、安い金額をつけて残債が多く残ってしまったり、高い金額をつけてしまって売れないリスクが伴います。
地元不動産会社とのネットワークがない
不動産の売却は、自社だけでなく他社でも買い手を探してもらうために地域の不動産会社と連携して買主を探すのが一般的です。
しかし、全国対応の業者では地元の不動産会社とのネットワークがないため、どうしても販売力が弱くなりがちです。そのため、地元の任意売却業者と比べて無事に売却できる可能性が下がってしまいます。
【執筆者】
ライフソレイユ株式会社
加藤康介(宅地建物取引士)
大手コンサルティング会社にて経営コンサルタントとして6年間従事し、中小企業の経営をサポート。
その後、任意売却専門の不動産会社「ライフソレイユ株式会社」を設立し、これまでに1000人以上の住宅ローン返済に困窮する相談者の生活再建を支援している。
その活動がテレビでも取り上げられ、雑誌にも定期的に記事を寄稿している。