複数の借入で支払いが困難に → 借換と債務整理で任意売却せずに解決
ご相談時の状況
静岡県の浜松にお住いのU様は、まだ住宅ローンを滞納していませんでしたが、来月以降の支払いが難しいので、任意売却したいということで当社にご相談いただきました。
浜松のご自宅まで出張相談させていただいてお話をお伺いしたところ、住宅ローンは金利3.5%と高く、住宅ローン以外にもご自宅を担保にした不動産担保ローンで金利7%、複数の消費者金融からの借入が平均金利9%で500万円残っている状態でした。
U様は決して収入が少ないわけではありませんでしたが、これらの借り入れで月の返済額は20万を超えていて、これ以上の返済は難しい状況でした。
当社のサポート内容と結果
任意売却の方向でご相談をいただきましたが、上記の内容を踏まえると売却せずに返済負担を軽減できると判断し、住宅ローンの借り換えと債務整理を組み合わせて行うことを提案しました。
U様はまだ滞納が一切なかったことと、収入が安定していたことから、まず初めに住宅ローンの借換を行うことにしました。当社で提携している銀行を紹介させていただき、住宅ローンと不動産担保ローンをまとめて借換をすることで、金利を下げて月々の返済負担を軽減しました。
次に、当社提携の弁護士を手配し、消費者金融から借りていた借金を債務整理し、利息のカットと月々の返済額の減額することができました。
●住宅ローン 残債1200万円 返済額8万円/月
●不動産担保ローン 残債600万円 返済額6万円/月
→ 2つのローンをまとめて借換で金利を圧縮 返済額11万円/月に
●消費者金融からの借入 残債500万円 返済額7万円/月
→ 債務整理で金利をカットし、月々の返済負担を軽減 返済額4万円に
合計返済額 21万円/月 → 15万円/月
以上のように、月々の返済額を大幅に軽減することで、任意売却せずに自宅を守ることができました。
※債務整理をすると個人情報に傷が入り、住宅ローンの借り換えができなくなるため、先に借換を行うのがポイントです。