保証会社とは、住宅ローン利用者(債務者)が返済できなくなったとき、その残額を立て替えて金融機関に支払ってくれる会社のことです。
【詳細解説】
保証会社は住宅ローン利用者(債務者)が返済できなくなったとき、その残額を立て替えて金融機関に支払ってくれます。
金融機関が損をしないための保険です。
債務者が一定期間ローンの支払いがないと債務者に代わって保証会社が残っている借入額のすべてを一括で金融機関に支払います。
保証会社が立替払い(代位弁済)をしたからといって、債務がなくなることや、減ることもありません。
債権者が銀行から債権処理のプロ集団の保証会社へ変わっただけです。
当然、保証会社からはローンの残高+遅延損害金が一括で請求されてしまいます。
支払えない場合は、自宅は競売にかけられ、自宅を手放さなければならなくなります。
保証会社から催告書、督促状、期限の利益の喪失通知、代位弁済通知、競売通知などが届いたら、迷わずご連絡ください。
競売手続きが進んでしまうと任意売却は出来ません。
少しでも早いご相談が、より良い解決への近道です。
【執筆者】
ライフソレイユ株式会社
加藤康介(宅地建物取引士)
大手コンサルティング会社にて経営コンサルタントとして6年間従事し、中小企業の経営をサポート。
その後、任意売却専門の不動産会社「ライフソレイユ株式会社」を設立し、これまでに1000人以上の住宅ローン返済に困窮する相談者の生活再建を支援している。
その活動がテレビでも取り上げられ、雑誌にも定期的に記事を寄稿している。