子供の学費の捻出が困難に → 任意売却で住宅ローンの負担を軽減
ご相談時の状況
愛知県名古屋市のマンションで生活をされていたK様は、7年前の離婚以来、男手一つでお子様を育ててきました。その間に転職したことで、当時より収入が減少してしまいましたが、なんとか生活費と子供の教育費を捻出しつつ住宅ローンの返済を続けてきたそうです。
しかし、息子様が高校生卒業後に東京の私立大学への進学を希望されたため、大学の学費を考えるとこれ以上の返済は無理だと判断し、自宅を売却することを決断されました。
しかし、他の不動産会社に相談したところ残っているローンを完済できないと言われてしまい、どうして良いかわからず当社にご相談いただきました。
当社のサポート内容と結果
お話し合いの結果、どうしてもお子様の夢のために希望の大学への進学をさせてやりたいというK様の強いお気持ちがあったことと、元々家族3人用に購入したマンションで、お子様が上京して1人になると広すぎてしまうことから、まだ住宅ローンを滞納していない状態でしたが任意売却を進めることになりました。
そこで、まずは住宅ローンの返済を止めていただき、保証会社に債権を移しました(代位弁済)。
また、その間にストップした住宅ローン分の資金をお子様の大学の進学費用として貯蓄していただきました。
その後、当社で保証会社と交渉し、任意売却を進めることができました。販売開始から3か月後に無事に買い手も見つかり、U様は賃料の安い賃貸へ引っ越をしていただき、お子様は無事に大学受験に合格されて上京しました。
「自分のせいで息子に夢をあきらめさせないで済んで良かった」というK様のお言葉と「父親が家を手放してまで自分の夢をサポートしてくれたので、なんとしても叶えて恩返ししたい」というお子様のお言葉が忘れられません。
感想
妻が出ていき1人で子供を育ててきましたが、子供の転職もあって収入が上がらず、大学の学費の捻出ができそうにありませんでした。離婚した妻と買った今の家にこだわりは全くなかったので、売ってしまって安い賃貸に移れば何とか生活していけると思っていましたが、住宅ローンを完済できないと売ることすらできないと知り、どうして良いかわかりませんでした。自分の離婚や転職を理由に子供に進学を諦めさせることだけはしたくなかったので、いろいろ調べてライフソレイユさんのホームページを見つけて相談しました。結果的に無事に任意売却でき、子供を進学させられてほっとしています。ありがとうございました。(K様のインタビューはこちら>>)
解説
K様のように、お子様の学費や養育費のために資金が必要という方は多いのではないでしょうか。そのような場合で毎月の住宅ローンの返済の負担が重たいという方は、自宅を任意売却してしまうのも一つです。考え方によっては、家のためにお金を使うか、お子様のためにお金を使うか、という選択をしているともいえるのではないでしょうか。任意売却であれば、住宅ローンが残っていても自宅の売却が可能で、完済できずに債務が残っても月々の分割返済が可能です。