自身が経営する会社の業績悪化で収入が激減 → 自宅を任意売却して会社を存続

ご相談時の状況
愛知県名古屋市にお住いのO様は、ご自身が経営する会社の業績が傾いてしまった影響で、収入が大幅に減ってしまいました。
それでも自分の下で働いてくれる社員と信頼してくれているお客様のために、何とか会社を守ろうと自身の給与をカットして会社の存続のために懸命に働きました。
努力の甲斐あって会社の業績は少しずつ回復してきましたが、会社の支出を抑えるためにご自身の収入をほとんどゼロに近い状態にしていたため、自宅のローンの支払いが滞ってしまいました。
このままでは自宅が競売になり、最悪の場合は自分も自己破産しなくてはいけなくなってしまうと考えたO様は、そうなる前に任意売却しようと決意して当社にご相談いただきました。
当社のサポート内容と結果
当社にご相談いただいた時点ですでに住宅ローンの滞納が半年を超えていたため、すぐに債権者へ連絡をとって任意売却の申し出を行いました。
債権者から無事に任意売却の承諾をいただき、販売活動を行ったところO様が予想していたよりも高い金額で買い手を見つけることができました。
ここ数年で名古屋の人気が高まっていて地価が上昇していたことが幸しました。
その後、残ってしまった住宅ローンは債権者との調整で月々2万円ずつ返済していくことでまとまり、自己破産をせずに済みました。
命をかけて守ろうとした会社にも影響をさせることなく、今も経営を続けていらっしゃいます。
感想

どうしても会社だけは守りたい。そんな思いでほとんど給料も取らずに会社を立て直すことに没頭していました。その間、会社にお金を残すために自分の収入を切り詰めていたため住宅ローンの返済が滞ってしまいました。それでも会社だけは続ける覚悟でしたので、自宅は任意売却して清算しました。ライフソレイユさんはただ家を売るだけでなく、任意売却が会社に与えるリスクなども考慮していただきながら進めてくださいました。ライフソレイユさんに任意売却を依頼していなかったら会社を続けていけていたかもわかりません。本当にお世話になりました。
解説

会社の社長や個人事業主の場合、会社の債務を個人で連帯保証しているケースがあります。そのような場合、社長が自己破産をしてしまうと会社にも大きな影響が出てきてしまいますので、そのようなところも考慮しながら任意売却を進めさせていただきました。社長にとって会社は我が子のようなものかと思いますので、そのあたりの想いもくみ取りながら任意売却をお手伝いさせていただきます。