相談内容
48歳でローンを組んで、家の購入を検討していましたが、ローンの審査が通らなかったので、一人息子(25歳)と収入を合わせる形で再審査を行った結果、ローンを組むことができました。
子供と二人でローンの支払いを行っていたので大きな負担もなく問題はなかったのですが、その息子30歳の時に結婚が決まりました。
当初は結婚しても同居する事を想定して、共有名義という形で家を購入していたのですが、話し合いの結果、息子は結婚する嫁の実家に住まいを移す事となってしまいました。
息子には新しい生活だけを考えてほしいので、今の住まいローンは全て私の方で支払い続けていたのですが、負担額も大きく住宅ローンの支払いが困難な状況になってしまいました。
同居する前提で、2階建ての広い家を購入したので、息子と別居するのではあれば、今の家は広すぎますし支払いも困難なので、1日でも早く家を売却して新しい生活を送りたいです。
<回答>
ご相談様と同様、ローンを組んだ時と状況が変わる事はよくあります。
今回のケースでは問題ないとは思いますが、売却する際には共同所有者の同意が必要になりますので、まずは売却の際には必ず共有名義の息子さんに同意をもらってください。
また支払いが困難な状況であるという事ですので、ローンの支払いを長期間滞ってしまうと自宅を競売されてしまいます。「競売」での売却価格は、希望価格で売却される事はほとんどなく、希望の価格よりも低い金額で売却される可能が高いです。息子さんのためにもローンの返済をお一人で行う事を考えているのであれば、なおさらできるだけ高額で家を売却できた方が良いですよね。
その解決策として「任意売却」という方法があります。まず、「任意売却」の良い点は市場価格に近い金額で売却できますし、ローンが残っていても、家を売却が可能です。
また、通常の不動産売却では、売却後の残債分は一括で支払わなくていけばなりませんが、任意売却であれは残債は分割で支払う調整も可能です。したがって、任意売却でしたら競売よりもメリットが多く、高く売れれば、その分の残りのローンのお支払いも軽減されます。
現在もローンのお支払いが困難な状況が続いていると思いますので、1日でも早く解決するためにも、任意売却に関して経験豊富な当社にご連絡ください。
任意売却を進めていく上での持ち出しとなる費用は、一切かかりませんので、ご連絡をお待ちしております。
【執筆者】
ライフソレイユ株式会社
加藤康介(宅地建物取引士)
大手コンサルティング会社にて経営コンサルタントとして6年間従事し、中小企業の経営をサポート。
その後、任意売却専門の不動産会社「ライフソレイユ株式会社」を設立し、これまでに1000人以上の住宅ローン返済に困窮する相談者の生活再建を支援している。
その活動がテレビでも取り上げられ、雑誌にも定期的に記事を寄稿している。