太陽光ローンによる競売申立 → 競売の進行を食い止め任意売却へ

ご相談時の状況
太陽光設備のローンを滞納してしまい、裁判所から競売の申立通知が届いたことをきっかけに、私たちにご相談いただきました。
もともとはご夫婦での収入をもとに返済計画を立てていたのですが、離婚により状況が一変。一人で返済を続けるのが難しくなり、次第に生活が厳しくなっていきました。
生活費が足りない月は、やむを得ず消費者金融から借入をするようになりました。
当初は、収入が多い月に返済して乗り切っていましたが、徐々に借金が増えていき、最終的には太陽光ローンの返済が完全に行き詰まってしまいました。
滞納が続く中で、裁判所からの通知が届くようになり、不安と混乱の中で「どうしたらいいのか分からない」と感じるようになったそうです。
そんなとき、当社を見つけ、任意売却の実績が豊富だったことから、ご相談いただく運びとなりました。
当社のサポート内容と結果
ヒアリングを進めていくと、住宅ローンに加え、その他の借入も増え始めており、家計は完全に赤字の状態でした。
そのため、最終的には自己破産を選ばざるを得ない状況に追い込まれていることがわかりました。
一方で、すでに太陽光ローンについては競売の申立てがなされており、このまま手続きが進むと任意売却のための時間が残されていないという、切迫した状況でもありました。
そこで、私たちは弁護士と連携し、債権者との交渉を通じて債務の整理を進めることにしました。
その結果、競売手続きは「無剰余取消し」(売却しても配当が見込めないと判断されたため、競売が中止になること)となり、競売の進行を食い止めることに成功しました。
その後は余裕を持って販売活動を行うことができ、購入希望者も見つかり、無事に任意売却を成立させることができました。
感想

太陽光ローンの滞納が続き、ついには競売の申立てをされてしまい、不安な気持ちでライフソレイユさんに相談しました。
離婚後は一人で一軒家に住んでいたため、住まいを手放すことに大きな抵抗はありませんでしたが、どうせ売却するのであれば、競売で安く売られてしまうよりも、市場に近い価格で売れる任意売却の方が良いと思い、お願いすることにしました。
ライフソレイユさんは今後の手続きの流れや注意点を丁寧に説明してくださり、
とても信頼できました。
安心してすべてをお任せすることができ、本当に心強かったです。
その後も手続きはスムーズに進み、無事に売却を終えることができました。
対応にも大変満足しております。ありがとうございました。
解説

今回のように、離婚をきっかけに世帯収入が減り、住宅ローンなどの返済が難しくなってしまうケースは決して珍しくありません。返済が滞ることで、最終的には競売の申立てをされてしまうこともあります。
実際に今回も、住宅が競売にかけられるという状況になりましたが、住宅ローンの残債が多い場合には、そのまま競売を受け入れるのではなく、状況に応じてさまざまな対処法が考えられます。
そのため、まずは「どこの不動産会社でもいい」という考えではなく、債務整理や任意売却に関する知識と経験が豊富な不動産会社に相談されることをおすすめします。早めの相談が、より良い解決への第一歩です。