離婚に伴い住宅ローンの返済が不能に → 任意売却で自己破産を回避
ご相談時の状況
静岡県の浜松市にお住まいだったM様は、ある日自宅に帰宅すると奥様とお子様がおらず、実家に帰ると置手紙がありました。
後日、弁護士から連絡があり、奥様が離婚を希望していることと、自己破産の手続きをする旨を言い渡されました。
M様は奥様とお二人で住宅ローンを組んでおり、お互いに連帯保証人になっていました。
そのため、奥様の自己破産に伴い、銀行から全額の一括返済を求められてしまいました。
自分も自己破産するしか道が残されていないと考えていた時、当社が取材を受けたテレビ番組をご覧になり、ご相談にいらっしゃいました。
当社のサポート内容と結果
任意売却することについて奥様にも了承をいただき、当社にて任意売却をお手伝いしました。
債権者である銀行にも任意売却で住宅ローンの残債を返済し、残った債務を少しずつ返済していくことを承諾してもらいました。
その後、無事に物件の買い手も見つかり、任意売却が成立したことで、自己破産を避けることができました。
また、離婚についても奥様と争っていたため、当社から離婚に強い弁護士をご紹介させていただき、当初よりも有利な条件で離婚の調停を終えることができました。
ご相談いただいた当初は、離婚と自己破産のことで頭がいっぱいで、何も手につかない状態だったそうですが、任意売却を機に、状況を変えるために生活を見直し、前向きに将来のために取り組んでいらっしゃいます。
感想
離婚のショックと自己破産の恐怖で、一時は絶望的な気持ちになっていました。
そんなとき、たまたまテレビで任意売却というものを知り、すぐに電話をしたところ、すぐ翌日に相談に来てくれました。
離婚はしましたが、無事に任意売却できて自己破産が避けられたことと、離婚問題に強い弁護士を紹介してもらったおかげで離婚条件が当初よりも有利なものになったおかげで、また一からやり直そうという気持ちになれました。(M様のインタビューはこちら>>)
解説
夫婦で住宅ローンを組んでいると、離婚した際にかなりの確率で返済が難しくなります。当社へのご相談にいらっしゃる方も、離婚が絡んでいるケースが2~3割です。
この場合、任意売却して競売や自己破産を回避することはもちろんですが、離婚の問題事態も片づけていかなければなりません。当社では不動産の問題だけでなく、ご相談者様の今後の生活が改善されるようにトータルでサポートするために、東海の各地域で離婚問題に強い弁護士とも提携しております。