ボーナスカットで支払いが困難に → 任意売却で返済の負担を軽減
ご相談時の状況
静岡にお住いのR様は、会社の業績の悪化に伴ってあてにしていたボーナスがカットされてしまい、生活が苦しくなってしまいました。
元々は高額のボーナスが支給される会社であったため、住宅ローンもボーナス返済を高額に設定していましたが、ボーナスが完全になくなったことで、夏のボーナス払いができずに滞納をしてしまっている状態でした。
当社のサポート内容と結果
このままでは自宅が競売にかけられてしまうため、競売で安く叩き売られてしまうよりは任意売却で高値で売却して、次の生活を楽にしたいということで、当社で任意売却をすることにしました。
任意売却しても住宅ローンを完済できず、200万円ほど残債が残ってしまいましたが、債権者と交渉して月々2万円の分割返済で合意することができました。
また交渉の結果、引っ越し代も30万円ほど確保することができましたので、賃料の低い賃貸に移り、スムーズに次の生活をスタートさせることができました。
感想
ローンを組んだ時は会社も順調で、毎年高額のボーナスをもらっていたことから少し無理してローンを組んでしまいました。しかし、会社の業績が悪化するとボーナスがカットされて支払いが一気に難しい状況になってしまいました。ボーナスが毎年必ず入ってくると安易に考えて、背伸びをしてしまいましたが、任意売却して今は身の丈に合った家で家族とゆとりをもって生活できています。家は生活のための場所であり、家のために生活を切り詰めるのはおかしな話だと今になってようやく思えました。(R様のインタビューはこちら>>)
解説
不況によりボーナスがカットされる会社が少なくありませんが、ボーナス払いを高めに設定したローンを組んでいると一気に生活を圧迫します。実際に「ボーナス払いさえなければ」という方がたくさん相談にいらっしゃいますが、ボーナスが削減される中で、それを支払い続けるのは非常に大変で生活を圧迫します。それよりも任意売却して、ゆとりのある生活やお子様のためにお金を使ったほうが良いのではないかと思うことが多々あります。