岐阜県の大垣市で自営業を営んでいたY様。
業績の悪化で収入が落ち込んでしまい、それに加えて離婚後の養育費も重なり、住宅ローンが滞りがちだったと言います。
何とか売上を上げようと休みなく毎日必死に働いていたため、銀行からの督促状に気づかず、気づいたときには競売の通知が来てしまっていたそうです。
競売で安くたたき売られてしまうくらいなら少しでも高く売って債務を減らしたいと当社にご相談いただき、任意売却を決意されました。
気づいたときには一括返済の通知が届いて手遅れに
インタビュアー:競売の通知が届くまでの状況をお聞かせください。
Y様:2年前に妻と離婚したのが始まりです。元々家計は楽ではなかったのですが、妻の収入も合わせれば何とかやっていけました。
しかし、離婚をしてしまい今まで2人の収入で払っていたローンを1人で払わなければならず、子供の養育費もあってかなりギリギリの状況でした。
離婚もあって精神的に落ち込んでいたこともあるのだと思いますが、その後仕事の方も減ってしまい、収入が落ちていよいよローンが払えなくなりました。
それでも借りたお金ですので何とか返そうと、遅れ遅れ少しずつ返済を続けていたのですが、ある日ポストを開けると大量の督促状みたいなものが入っていて、その中に「一括で返済してください。できなければ競売にします」みたいな内容の書面が入っていて頭が真っ白になりました。
インタビュアー:どうしてそこまで放置してしまったのでしょうか?
Y様:お恥ずかしい話ですが、何とか仕事を増やそうと昼夜問わず休みも取らず働いていて、ほとんどポストは見ていませんでした。たまに見て銀行から封筒が届いても、もう開けるのも嫌で内容を確認していませんでした。
少しずつ仕事が増えて気持ち的にも余裕ができてきたときに、これまで溜まっていたものを確認しようとしたところ、一括返済の通知が来ていました。
慌てて銀行に連絡しましたが、もうどうにもならないと言われてしましました。
少しでも高く売って債務を減らすために任意売却を選択
インタビュアー:それで競売を避けるために任意売却を検討されたわけですね?
Y様:はい、銀行に競売を止められないかと聞いたところ、任意売却したらどうですかと言われました。最初は任意売却が何かも分からなかったのでネットで色々調べたところ、競売よりも高く売れるということだったので、それができるならそうしようと。
元々家族で住んでいた家で、1人で住むにはこんなに広い家は必要ないですし、競売で安く売られて債務がたくさん残ってしまうよりも、少しでも高く売れるならと思ってライフソレイユさんに相談しました。
インタビュアー:実際に任意売却してみていかがでしたか?
Y様:結果的に無事に任意売却ができて思ったよりも高く売れたので良かったです。残債は残りましたが、分割で頑張って払っていくつもりです。
最初はもう自己破産しかないのかとも思いましたが、事業をしている関係上どうしても自己破産だけは避けたかったので、無事にそうならずに済んでホッとしています。
身軽になって仕事に集中できる生活に戻れた
インタビュアー:その後の生活のご状況をお聞かせください
Y様:大きな重荷が片付いたので気持ちが軽くなりました。住宅ローンは返しきれずに多少残りましたが、安いアパートに引っ越して生活はそれまでよりもだいぶ楽になりました。
家は狭くなりましたが、何不自由なく生活できてきます。色々と身軽になったので仕事に集中できるようになりました。
これからは前を向いて生きていきたいと思います。